重曹を使った家の掃除

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毎日、家族が歩く床、見た目ではあまり感じられませんが、足の裏の皮脂で汚れています。特に夏場は素足で過ごすことが多いので格別です。重曹スプレーを使って拭き掃除してみると、雑巾が驚くほど真黒になってびっくりします。

皮脂汚れは、油汚れと同様、酸性の汚れです。そのため弱アルカリ性の重曹水を吹きつけると、中和されて汚れを落とすことができるのです。素足で歩いても、スリッパを履いていても、床がべとつかず油が落ちた感ははっきりわかります。

また、クレヨンやサインペンなどが床についてしまった時は、重曹２に対して水１の割合で練ったペーストを塗り、布で拭き取ります。ざらつきが残った場合は、酢を水で２～３倍に薄めた液で拭きます。

ガスレンジ周辺の床の油汚れは、先ほどご説明した重曹ペーストを塗ってしばらくおいてから拭き取り、酢を薄めたビネガー水をスプレーして仕上げます。

以上、ご紹介した床汚れの掃除法はフローリングなどほとんどの床を掃除することができますが、無塗装の白木の床は変色の危険性があるので避けましょう。

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重曹はお風呂の掃除にも最適です。浴槽、洗い桶、風呂用イスなどは皮膚に直接、接するものです。体に無害な重曹での掃除はその点から考えてもおススメします。

バスタブを軽く濡らした後、重曹を振りかけてアクリルたわしか風呂用スポンジで擦って洗います。浴室、浴槽の温度が高いとカビがつきやすいので、全体を洗い終えたら、水のシャワーでよく洗い流し、温度を下げておきます。

洗い桶やお風呂のイスも同様に水で濡らし、重曹を振りかけてスポンジやアクリルたわしで汚れを落とします。最後に水でよくゆすぎます。これら、お風呂の小物はよく乾燥させておくことが、カビやヌメリを防いできれいに使えるポイントです。

アクリルたわしはスポンジより弾力が少ないので、擦りとる作業の時、力が入りやすいのでおススメです。

ただし、浴室の、白っぽく膜のような汚れは、石鹸カスや水アカなどアルカリ性の汚れです。この様な汚れには酸性のお酢スプレーの方が簡単で効果があります。

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重曹を使った家の掃除｜重曹の効果